志村ちひろ

社員インタビューお客様の家のチャイムを
押すのもドキドキでした。

1枚のプレスリリースが、100人の来場者を呼んだ。
経験ゼロからはじめた広報としてのキャリアにおいて、みごと結果を出した
「プレミアムパッシブハウス」見学会までの成長の軌跡を追う。

「個の成長」を積極的にサポートすることも、北洲の文化のひとつ。
少数精鋭であるほどに、個人と組織の成長は密接にリンクし、シナジーを生む。
そのケーススタディとして、志村さんに話を聞いた。

営業としてキャリアをスタートさせた時には「内向的で人と話すのも苦手でした」という。

現在は広報として、会社の顔を担う。

壁の数だけ、成長がある。

結論から書けばそうなるだろうか。
「個の成長」というモノサシで入社16年のキャリアを眺めてみれば、広報としての志村さんは成長の3段階目にあるという。

「広報として初めて取り組んだプレスリリースは、ホントにひどい出来だったと思います。
文章は長いし、分かりづらいし、伝えたいことを洗い出すと、いろいろと出てきてしまって。
いまはもう優先順位を決めて、一番伝えたいのはコレって決めます。絞れるようになってきたと思います」

そんな手探りで培ったスキルがみごとな成果につながった例に、「プレミアムパッシブハウス」見学会がある。
2016年12月に構造見学会、2017年4月が完成のお披露目会だった。仙台というエリアで考えれば、大きな話題を呼んだといっていい。

「100名を超えるかたに集まっていただきました。
地元メディアのかた、建設業界のかた、大学関係者、仙台市とか市町村関係のかたも見にきてくださって。
その人数以上に期待をしていた方々にお越しいただけたことが成果だったと思います」

自身の成長をフェーズごとに確信をもって振り返る志村さんに、時系列にそって「個の成長」を聞いてみた。

phase-1:社会人としての成長。お客様のお宅のチャイムを押すのもドキドキだった。

最初に配属された営業では、「社会人としての成長」を実感したという。

「もともと内向的で人と話すのも苦手でした。なので、苦手を克服したくて営業職を選びました。
普通は得意なほうを伸ばしたいと考えがちだと思うんです。
でも人付き合いってどんな仕事であってもキホンじゃないですか。
やっぱり人とつながらないと新しいモノも生まれないと思いますし、そこは自分としても身につけたかったんです」

phase-2:会社人としての成長。北洲を表現する視点を養った。

「次の成長は、北洲を会社としてどう売り込むか、みたいなところですかね。

もともと住宅業界に入りたいと思っていたわけではなく、北洲の展示場を見て一目惚れして面接を受けたんです。
取材でオーナーさんの話を聞くことで、あらためて北洲の家ってここがいいよねっていうのがわかってきて。
それを広告とかで表現するっていう感じです。この時期も、お客さんに育てていただいたという思いが、個人的には強いです」

この時期の集大成は、2017年のブランドブック「Good Ageing 時を経て、なお、美しい家。」。

phase-3:働く女性としての成長。タイムマネジメントが30分きざみになった。

「第一子出産のときは、かなり落ち込んだと思います。もう生活が180度変わってしまったので。
時間の使いかたにすごく悩みましたね。
残業ができない。子どもが熱を出して休まなきゃいけないとか、予定外のことがすごく多いので。
でもそういう困難のときが一番じぶんが成長してきたポイントなんだと思うんです。
とにかく時間の使いかたは、効率的になった。生産性という点ではすごく成長していると思います。

働く女性にとって北洲は、すごく恵まれていると思います。子どもが熱を出して早退しなきゃいけないとか。
まわりに迷惑をかけたり申しわけないっていう気持ちが自分の中にあって、それがまた落ち込む原因になっていたりしたんですけど。

そんなとき、上司から帰りなさいって言われることももちろんなんですが、まわりの違う部署の人が、
しかも女性だけじゃなく男性も〈だいじょうぶ? 熱出したの、じゃ帰った方がいいよ、しょうがないよそれは〉とか言ってくれるんですよ。
それって貴重でありがたくって、それに救われたことは何回もありました」

本気で仕事に打ち込む人材だからこそ、ライフイベントとの両立を真剣に考え、時に二者択一に考えてしまうもの。
とはいえ、本気で取り組み、成長し続けてきた人材こそ「個人と組織のシナジー」を最大化する人材だ。
本気の人材たちが互いにフォローしあい、会社は制度でバックアップを図る。

個の成長だけでなく、北洲の社風も感じることができた。

志村ちひろ
志村 ちひろCHIHIRO SHIMURA
不安に押しつぶされそうなときもあった。

2003年入社。
ハウジング事業部での営業を4年間経験したのち結婚。退職を申し出るが、キャリアを生かすべく内勤に異動。広告やパンフレットの作成などをおこなう。2014年6月に事業戦略室異動。育児と仕事を両立しながら全社のブランディングをつとめる志村さん。印象に残る仕事としては、編集委員3名で行なった2017年の北洲ハウジングブランドブック「Good Ageing 時を経て、なお、美しい家。」の発行など。

ブランドマネジメント室
北洲全体のブランディング、広報などを担当する部署。
村上社長が室長を兼務し、志村さんがスタッフをつとめる2名体制。プロジェクトの一例としては、「北洲ブランドの再定義」がある。60周年を迎え、尚成長し続ける北洲。存在価値を振り返り、整理しなおすと同時に、コーポレートサイト、つまりお客様へのメッセージを刷新する。社内外に北洲のその時々の在り方を伝える役割を担う。