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『北洲学校 南雄三の「若手経営者塾」』第6回目開催
1月23日、南雄三先生を講師にむかえ、『北洲学校 南雄三の「若手経営者塾」』の第6回目が北洲プラザで開催されました。
■ミミゼミ「考える技術を養う『複雑系』」
「複雑系」のプレゼンを放映。この世の中は複雑で理解するのに無理がある。そこで小さな要素に分けて分析し、それらを総合すれば全体が分かるだろう…これが要素還元主義といわれる近代科学で、我々はどっぷりとその科学に浸かっている。
■講義 資産になる家・負債になる家
・日本の家は26年の寿命しかない。なぜこんなに短命かというと…
・戦後バラックづくりからはじまった日本は建物に価値が見いだせず好景気にのって地価が急上昇…
・核家族化が進み、持家制度で持家信仰が生まれ一挙に業界は新築市場に…
・夢のマイホームという言葉が生まれ、住宅双六の最終は郊外の一戸建てに住むことだった。
・今の自分が満足する家は将来にも満足できる家ではない。
・日本では家は子どものためにつくるといわれる。その子どもは15〜20年もすれば独立する…
・欧州の数百年も経て今も使われている家並みをみていると、これらの家が個人のための家ではなく
社会資産であることに気づく。
・家は幾つもの世帯が住む器で、住み替え、売り買えが繰り返される。従って、売れる家をつくらなければ
ならない…
・2000万円で買った家が10年後2000万円で売れれば家計の負担はない…
・今の日本はよい家をつくるための論理展開の逆を走っている…