建築資材の小売からスタートした北洲は、常に最高の建材を世界各地より見出し、開発し、お客様の家づくりに活かしてきました。

環境先進国・ドイツでトップクラスのシェアを誇る「アルセコ外断熱システム」。みずから吸熱・放熱し暑さ寒さの不快感を軽減する塗り壁「エコナウォール」。施工が簡単で、傷や汚れに強いベルギー生まれの床材「ペルゴフロア」。

これらの建材は、自社の注文住宅やリフォームで採用するだけでなく、建材流通事業を通じてハウスメーカー・地域ビルダー・工務店の皆様にもご利用いただき、日本の家の性能を高めていきます。

家の設計とは、住まう方の未来の暮らしを描くことに他なりません。施主の方も見えていない「未来」を共に探り、かたちにしていくのです。

注文住宅では、北洲の建築士とコーディネーターは、お客様の暮らしを「聴く」時間をたっぷりいただき、これまで夢を実現してきた経験を重ね合わせて、ご提案をさせていただきます。

そして、そんな注文住宅づくりでの経験と知恵は、企画住宅や建材事業、リフォーム事業でも活かされるのです。

国や地域によって、家の「つくり」は異なります。それは、陽のあたり方や日照時間、雨や雪の降り方や風の吹き方など、風土によって設計や建材が異なるからです。

北洲が注文住宅づくりで培ってきたのは、自然の恩恵をできるだけ取り入れ、家の基本性能を最大化する「パッシブ設計」。建物の向きや窓の大きさ、庇の長さなどを最適化し、断熱材や外付ブランドなどを組み込むことで、冬は温かく夏は涼しい家を実現するのです。

基本性能が高ければ高いほど、冷暖房や換気などの電気設備に頼る割合も少なくなり、環境負荷や維持費も下がります。

北洲の家は、自社生産工場で製造したパネル・構造躯体でつくられます。設計から施工まで、一貫した体制があるからこそ、高性能住宅は生まれるのです。

高い施工技術を持った人材は、社内で技を継承しながら育てていきます。また、協力業社会の職人たちとの強固な信頼関係を築き、安全指導も怠りません。

家づくりは、人づくりによって「本物」になると北洲は信じているのです。

北洲の家づくりの知恵と技術は、実は大型の木造建築にも大きな価値をもたらします。

例えば、北洲ハウジングの「暖かさ」を実現した賃貸アパートや医院・医療施設。木の温もりが感じられる介護施設や学校。資産価値が長く続く店舗など。

”サステナブル”が建築にも求められる今、北洲の大型木造建築が注目を集めています。

新築いただいた北洲ハウジングの家を20年、30年と見守るなかで培ってきた、リフォームの技。そう、リフォーム事業にも、北洲の家づくりの思想が息づいているのです。

リフォームで高気密・高断熱を実現し、毎日を健康に過ごせる暮らしを手に入れていただく。お客様との対話を通じて理想の暮らしを読み取り、実現させていただく。

家という資産をアップデートさせ、さらに永く家を愛し続けていただきたい。北洲はリフォームでもグッド・エイジングをお届けしたいと考えます。