
株式会社北洲が日本総代理店として展開する“カパロール外断熱システム”は、環境先進国ドイツにおいて1世紀以上にわたり世界の建築仕上げ材市場をリードしてきたドイツ・DAW(Deutsche Amphibolin-Werke)社の技術を結集した、高性能な外断熱システムです。
【未来を見据えた挑戦から始まった物語】
1957年、DAW社は世界で初めて「外断熱」を生み出しました。
省エネや環境への配慮がまだ語られていなかった時代に、持続可能な未来を見据えて開発されたこの技術は、今や70年以上の歴史を重ね、世界で3億5千万㎡を超える実績を築いています。
【時代とともに進化する技術】
1977年には、高層ビル建設の進展とともに、カパロールの前身となるアルセコが不燃材である「ミネラルウール」を断熱材として世界で初めて採用。安全性と快適性を兼ね備えた外断熱は、都市の景観を支える存在となりました。さらに1990年代、東西ドイツ統一を機に旧東ドイツの街並みを再生する外壁補修に外断熱が活用され、その社会的価値が広がっていきました。
現在では、ヨーロッパ市場での圧倒的なシェアを誇り、世界中の大規模プロジェクト(国際施設、スタジアム、公共建築など)で培われた豊富な実績が、その品質と信頼性を証明しています。
【象のロゴに込められた想い】
1963年、カパロールの外壁塗料は「象の皮のように厚く強い」というメッセージを込めて、象のロゴを生み出しました。市場に受け入れられたそのシンボルは、1984年に虹色の象へと進化し、今では世界中で「美しさと強さ」を象徴するブランドアイコンとして親しまれています。

【北洲とともに日本の未来へ】
70年前のドイツの挑戦から始まり、外断熱の可能性を広げ、未来へとつながる住まいを創造し続けるDAWグループ。この革新の歩みに、私たち北洲は深く共鳴しています。大切にしているのは単に「建材を売る」ことではなく、「世代を超えて受け継がれる、快適で安心な住まい」をつくること。北洲は、アルセコと統合しさらに進化を遂げたカパロールを自信をもってお勧めし、日本の暮らしに本物の外断熱の価値を届け続けてまいります。
外断熱メーカーカパロール
外断熱システムは、環境負荷低減を目的に住宅の外皮性能を上げるため欧州では広く施工されています。
施工精度にこだわりを持つ同社は、断熱工事に関わるすべてのパーツをシステム化。日本では類を見ないオリジナル部材で構成された湿式外断熱システムです。
日本でも2006年の販売開始から、住宅や官公庁、新築物件から既存物件の断熱改修工事まで幅広く展開しています。
カパロール会社概要
カパロールは、ドイツ、オーストリア、トルコで第一位の塗料メーカーであるDAWグループの会社であり、ヨーロッパで最も優れた外断熱システムのサプライヤーの1社です。
- 商号
- CAPAROL(カパロール)
- 設立
- 1928年
- グループ会社
- DAWグループ(全世界に50のグループ会社を持つ)
- 社員数
- 6000人(グループ計)
- 所在地
-
ヘッセン州 64372
オーバーラムシュタットロースデルファー・シュトラッセ 50
DAWグループ
- 事業内容
- 建築仕上げ材・外断熱システムの販売
- 展開エリア
- ドイツ、イギリス、フィンランド、トルコ、カザフスタン等
- カパロール
- https://www.caparol.de/
- DAWグループ
- http://www.daw.de/