1. 耐火性 -fire break-
認定
国土交通省準耐火構造(45分)認定QF-45BE-1736/1737取得
防火認定 PC030 BE-0914/0915取得
下記の防火試験レポート、火災レポートで詳しく紹介しているとおり、カパロールに採用されている「ミネラルウール・ラメラ」(ロックウール)は、100%不燃の断熱材です。
火災レポート
なんと、隣家が全焼する火災が発生してもビクともしなかった事例があります。
隣家に木造の倉庫があり、そこで火災が発生。数m程度では輻射熱は800℃以上になります。
2枚の写真を見比べてください。天候や時間などの撮影条件は異なりますが、カパロール外断熱による外壁に、変色・変形が全く見られないのがわかります。
火災実験レポート
これは、一般財団法人・建材試験センターでの「防火実験」の写真です。
左側が実験前、右側が実験後。実験で、長時間にわたって強い火炎にさらされたにも関わらず、全く変化しないカパロール外断熱の凄さが、上の2枚の写真からもわかります。
2. 透湿性 -permeable-
透湿構造
すべての部材が、湿気を外へ外へと導く
カパロールを構成するすべての材料が、透湿性を持っています。
特筆すべきは断熱材「ミネラルウール・ラメラ」(ロックウール)の「繊維方向」です。繊維方向を壁面に対して垂直にしてあるため、水蒸気が外部に逃げやすい構造になっています。
さらに、材料の透湿性能は、外側の材料にいくほど高くなっているため、常に「内側から外側に水蒸気が逃げよう」とする力が働きます。
カパロールに外壁通気層がないのは、自信の現われです。
高い透湿性能により、壁体内の結露リスクを極限まで抑えることができるため、複雑な通気層を設けずとも建物の健全性を長期にわたって維持することが可能です。
3. 水密性 -water tightness-
試験結果
建材試験センターで証明済み:開口部の水密性
《W4等級(樹脂サッシの水密性と同レベル)》
2012年に、一般財団法人・建材試験センターにおいて行われた水密性試験で、高い水密性が証明されました。
同実験においては、サッシを組み込んだ壁が平均圧力350Paまで、漏水は認められませんでした。これは過酷な暴風雨を想定した条件下でも、建物内部への浸水を防ぐ極めて高い性能を示しています。
4. 耐衝撃性 -impact resistant-
スポンジ効果
独自の「スポンジ効果」で、外部の衝撃や揺れを吸収
ガラス繊維メッシュが入ったベースコートは、外部からの耐衝撃性に優れています。
さらに、地震などの際の構造躯体の揺れは、柔軟性を持った「ミネラルウール・ラメラ」(ロックウール)がスポンジのように機能することで吸収。仕上げ面にその動きを伝えないため、表面の亀裂や剥離を防ぎます。
5. セルフクリーニング -self cleaning-
防汚性能
雨のたびにきれいになる。汚れを寄せ付けない強固な塗膜
プロテクトカラーに使用されている塗料は、雨が降るたびに表面の汚れを洗い流すセルフクリーニング効果を備えています。
塗膜は非常に硬く、温度変化による伸縮もほとんどないため、微細なクラック(ひび割れ)から汚れが入り込むのを防ぎます。非常に汚れがつきにくいうえ、必要に応じて高圧洗浄を行うことも可能です。
6. RCにも -general versatility-
RC断熱改修
新築・リフォーム、構造を問わず幅広い建物に対応
RC造・木造を問わず、新築からリフォームまで柔軟に施工が可能です。それぞれの構造に合わせて専用の接着剤が用意されており、確実な施工を実現します。
また、採用されているミネラルウールは国の断熱改修工事補助金の対象商品となっており、コスト面でもメリットのある改修が可能です。
7. カラフル -creative design-
デザイン性
塗り壁仕上げは豊富で自在な仕上げ500色
カパロールの仕上げは、職人の「手仕事」による左官仕上げです。
500色に及ぶ豊富なカラーバリエーションと相まって、お施主様や設計者の思い通りの外観デザインが実現できます。
8. 多彩な仕上げ -various finishes-
ファサードデザイン
高性能は当たり前。デザインにもこだわる最先端のファサードシステムへ
カパロールは、ドイツでトップシェアを誇る外装ブランド「DAW」グループの中核企業です。断熱性能の高さはもちろんのこと、外装デザインに徹底的にこだわる「ファサードブランド」としての一面も併せ持っています。
例えば、軽量でありながら重厚なレンガの質感を表現できる「オリジナルメルドルファー」など、カパロールには独自の仕上げが揃っています。