\\進行中// タイルお風呂や古くなったキッチンを新しく!生活動線が便利で暮らしやすい住まいへ。【盛岡市】
担当者
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<営業> 岩崎 誠
1階で快適に暮らせるように、間取りを一新します。
お客様こだわりのモザイクタイルやエコカラットを設えた装飾壁も楽しみです。
ぜひご覧ください。 -
<設計/建設> 柏原 直樹
床下構造部材の腐朽によって床が抜けてしまっていたことから、今回の工事では床の改修とともに断熱・間取り改修を行い、1階で生活が完結できる広々とした空間に生まれ変わります。ぜひご覧ください。
目次
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【Before】工事前の様子です
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今回レポートさせていただくのは、築36年のお住まい。
『部屋の狭さ・暗さ・寒さ』などがお悩みで、リフォームのご相談を頂きました。
水まわりの一新と、台所と和室をつなげてLDK化!床・天井・窓の断熱性能を高めながら、広々と暮らしやすくするための間取り変更を行います。扉の工夫によって、寝室とリビングの仕切り方を自由に変えられるところも見どころです。
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台所が独立している上に、お茶の間となる和室に行くまでに廊下を通って開きドアを開けて入っていく間取りだったため、動線の不便さがお悩みだったお施主様。
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台所の様子です。食器棚は今回のリフォームを機に役目を終え、家具の量を減らします。
となりの現和室とつなげて対面キッチンのLDKに生まれ変わります♪
また、キッチン側からお風呂や洗面、トイレに行けるようになり、家事動線も使いやすくなります。 -
手前の和室がリビングダイニングになります♪右側の床の間部分は、造作でカウンターをつくり、ワークスペースとして使えるコーナーに。
奥の和室は寝室へと変わります。テレビ背面の壁のデザインタイルや照明プランもトータルコーディネートしていますので、内装インテリアの完成もお楽しみに! -
こちらはタイル張りのお風呂。新しいシステムバスに変えるので楽しみですね!脱衣室と段差がありましたが、今回のリフォームで段差もなくします。
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トイレは1帖のスペースに2つありましたが、リフォーム後はエコな節水型の手洗い一体型トイレ1台に変え、おそうじもラクにすっきり使えます。
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①【解体】工事が始まりました!
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解体工事が始まりました。こちらは洗面脱衣室です。
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洗面脱衣室から続くタイルのお風呂も取り外されました。
壁の板も剥がし、断熱材を施工します。 -
お風呂の天井裏も現れてきました。
お風呂の天井にも下地を組み、天井にはグラスウールを吹込み断熱性を向上させます。 -
こちらは台所です。奥の和室が見えてきました。この間仕切りを取って、ひとつながりのLDKになりますよ!光が奥まで通り明るいですね♪
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先ほどと反対側の台所の壁です。写真左側の方の間仕切りを取り、新しい洗面脱衣室に通じるようにします。
ここの壁一面に筋交いが入っていることが分かります。間仕切りを取る際に筋交いもなくなってしまうところには壁のバランスを見て必要な箇所に耐力壁の壁を設けます。 -
こちらが台所左側の間仕切りを取った状態です。奥の洗面脱衣室まで見えました!動線が良くなり、水まわりの使い勝手がアップするのが楽しみですね♪
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②【大工工事】木部の解体がどんどん進みます
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タイルのお風呂場だった部分です。解体が終わったこのタイミングで腐食状況の確認を行います。
古いタイルの浴室は土台廻りの腐食が激しく構造部材の交換が必要な場合があります。
ユニットバスを入れる前に、これから外周部を断熱施工をしていきます。 -
タイル風呂の土台が腐食していました。この状態では土台が柱や筋交い等を支える力を保てないため、土台を交換します。
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ここは台所前の廊下だっだ部分です。壁の向こう側には4.5畳の和室があります。その部屋では壁の解体作業を伴わないため、廊下側の壁のみ解体し改修作業を進めていきます。
廊下を無くすことで空間を広く活用していきますよ。 -
和室続き間の床下です。既存の床下は各部屋に束石が一個しかなく、梁材で床を支えていました。
しかし、木材の腐朽により梁材が折れ、床が沈んでしまっていたため、3尺間隔おきに床を支える束石を新しくつくります。
写真は束石の根巻きをするための穴を掘っています。 -
左側の台所とのつながり分かるようになってきました!
新しいLDKになる部分です。元の床の間は造作カウンターをつくりワークスペースに、押入れの方はデザインタイルを壁にあしらったテレビコーナーになります。雰囲気が一変するのが楽しみですね♪
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③【安心の構造】耐震補強や土台など躯体づくりをしっかり行います
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耐震補強計画に基づき、新たに梁を追加して補強している部分です。木材のつなぎ目には、専用の耐震補強金物を使用します。
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タイルお風呂の土台が腐食していた部分に、新しい土台を入れ替えています。
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新しいLDKの床下になる部分です。新設した束石の上に床下地を組んでいます。この上に合板を張り、仕上げの床材を施工していきます!
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床下には土壌からの湿気があがってくることを防ぐため、防湿シートを敷いています。すき間があかないように気密テープでとめています。
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1階屋根の天井裏部分に2階の壁断熱材が見えています。
今回は、1階の断熱性能を向上させるために1階で断熱ラインを確保します。そのため断熱材が1階の屋根下まで入っていることを確認しています。 -
元々のトイレは、床の高さが5~6センチ程、廊下の床から上がっていたため、床を解体し他の床と高さを揃えます。
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④【浴室断熱】ユニットバスが入る前の断熱工事と内部造作が進んでいます
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こちらはお風呂です。新しいユニットバスを入れる前に、建物構造を断熱材でぐるっと包み込んでいきます。
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土間に敷き込んだ断熱材の上に、コンクリートを打っています。天井は気密対策をしっかり行った上で、小屋裏に断熱材を吹き込んでいきます。
手前に見える青い配管は、洗濯機の給水用です。蛇口の高さまで配管を上げています。 -
お風呂の配管が貫通するちょっとしたすき間も、発泡系の断熱材で埋めて気密性を確保します。
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新しいLDKもどんどん工事が進んでいます。床や天井の下地が張られていますね。壁際からフローリングを敷くために、クッションシートを敷き始めていますね。
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リビングのテレビボードの造作部分です。建設スタッフが作業工程の前段階で書き留めたものです。大工さんが造作する時に間違いの無いよう工夫しています。
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こちらはテレビ背面の壁を間接照明で照らすために、天井に照明器具を隠す箱をつくっています。
間接照明が当たる壁は、エコカラットタイルで仕上げます。完成をお楽しみに!
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⑤【内部造作】完成形が見えてきました
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新しいLDKの対面型キッチンを設置するための下地が出来上がっています!
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④の回でご紹介していたように、建物の躯体自体を断熱した上でユニットバスが入りました。
洗面室側の窓には、断熱のための内窓も取り付けられています。 -
こちらはトイレです。床の段差がなく平になっていますね!
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LDKとつながり寝室になるお部屋です。奥に見える掃き出し窓には、この後、断熱性を高めるための内窓を設置します。
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寝室のお部屋のクローゼットの天井には、断熱型の天井点検口を設置します。点検口を取り付けるために開口して枠囲みをしています。この後、ここから天井断熱材を吹き込んでいきます。
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玄関ホールの床は、既存の床の上から新しい床材を重ねて施工しています。どんどん新しくなっていますね~♪
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⑥【内装工事】完成までもう少しです!
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キッチン前のカウンターや、ワークスペースの造作が出来上がりました。可動棚やテレビ台も取り付けられていますね!
これから塗装をしたりクロスを張っていきます。完成が楽しみですね♪ -
キッチン横の空間です。パントリーの扉も付いています!寝室とダイニングを間仕切ることができる開閉扉も設置されました。
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カップボードはカウンタータイプをお選び頂いています。家電収納型のキャビネットと組み合わせると、家電も上手に収納できますね。上部の壁には造作の棚をつくります♪
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カップボードの横にある窓を外から見た様子です。以前の勝手口をなくして、断熱性能の高い腰窓に交換しています。サッシ周りの木部は後日、板金で囲い仕上げます。
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クロスの張り方も進んでいますね。奥に見えるパントリー前の柱は木目調のクロスで仕上げました。
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トイレにもクロスが張られています。正面のアクセントクロスがポップで印象的ですね♪あとは内窓とトイレの接続を行って完成です。
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こちらはデザインタイルを張るところです♪テレビ背面の壁ではありませんよ~^^どこに取り付けられたのか、仕上がりをお楽しみに♪
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